animus

◆【魂の造物主にして精神の支配者】アニムスシンドローム

アニムスとは、魂、そして精神を操るシンドロームだとされている。

現代科学において魂の存在は実証されておらず、精神にいたっては脳の電気信号や化学反応が生み出すものだと深く信じられているし、科学的にはそれが正しいと示されている。

だが、アニムスが操るのはそういった科学的には証明されていない未知の領域だ。

アニムスのオーヴァードは「まるで魂に触れているように」他者の精神を自在に弄ぶ。

一般的に精神を操作するのは脳科学を応用したソラリスのオーヴァードの両分だが、アニムスのオーヴァードは一切の科学的現象を起こさずに感情を喚起し、記憶を切り貼りし、時に性格すら歪めることを可能としている。

その他、魂に接触するだけでなく知覚することも可能であり、死者の霊と対話することや、空気ではなく魂を介してのコミュニケーションも可能だ。

また、「魂を作り出して物体を体として与える」ことで、まるでファンタジー小説に登場するゴーレムや精霊のようなものすら生み出すことが可能だ。

生きている炎や土を使役する姿は、まるで魔法使いのようですらある。

しかし、これらの能力はあまりに非科学的な現象を引き起こすため科学原理主義者からは疎まれ、魂を神の両分だと信じる者からは悪魔や魔女の如き扱いをアニムスは受けている。

シンドローム名は、ラテン語で生命や魂を意味する単語を由来として名付けられた。

作:( 農)

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