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◆【生命の担い手】マリアンシンドローム

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マリアンはその身体に膨大な生命力を宿したシンドロームだ。
彼らはその生命力を使用して、いわゆるレネゲイドビーイングと呼ばれる生命を作り出す。
しかし、作り出された存在の肉体の素材やその精神性は如何様なものなのかは、未だ謎に包まれたままとなっている。
確かなことはマリアンによって作り出された生物は既に生物として確立しており、確固たるアイデンティティーを持っていることだ。
作り出された個体によって、様々な対象への好意の有無や対応の違いなどが明らかになっている。
そして、これらマリアンの持つエフェクトから、無機物や実態無き噂や伝承がレネゲイドビーイングとなる、命を作る性質を持ったレネゲイドが存在することが明らかになった。

マリアンのエフェクトを分類すると動物・植物・水の3種類に分けられるだろう。
動物に分類されるエフェクトでは、主に動物を模した生命を創造し、文字通り一緒になって戦うことが多い。
何故別々に戦わないのかは不明だが、阿吽の呼吸とでも言うべきコンビネーションを誇り戦闘における適正は高い。
植物に分類されるエフェクトでは、木とは思えぬほどの硬度を誇る植物の壁を生やしたり、木を伝ってエフェクトの効果を直接流し込む範囲の拡張があげられる。
水に分類されるエフェクトでは、生物の大半を構成する水分に干渉し、内側から効果を作用する、ある種絡め手と言われるものが多い。
それは、自身の体力を回復したり、防ぐ手立てなく対象を崩壊させるエフェクトがある。
これらを操るマリアンのエフェクトは、それこそバクテリア単位で生命そのものに干渉することができる。
というのが科学者達の行きついた結論の1つだ。

マリアンは生命を作り出すがゆえに様々な局面に対応することが可能であり、戦術としての幅は広い。
この発見されたばかりのシンドロームは研究が進められるにつれ、新しい事実が発覚するのだろう。

マリアンのシンドローム名は、生命を生み出すその様からカトリック教会、東方正教会において聖母として崇拝された聖母マリア。
サンタ=マリアに由来する。

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