《さらなる力》の対象を拡張する。

■《さらなる力》を《タブレット》《多重生成》できる理由について
・前提条件
①《災厄の炎》《孤独の魔眼》の公式FAQ
⇒「このエフェクトの対象、射程は変更できない」は『組み合わせたエフェクトによる変更はできない』
 ⇒「このエフェクトの対象は変更できない」「このエフェクトの射程は変更できない」に分割できると考えています。(意訳)
 ※意訳しない場合「このエフェクトの対象は変更できない」と書かれたエフェクトは『組み合わせたエフェクトによる変更はできる』可能性が残る。
②《フェニックスの翼》《火の鳥の加護》
⇒『ルールⅠ』P254 [対象:自身]のエフェクト の記述を『ルールⅠ』P250 エフェクトの優先 によって、上書きしている。
 ⇒また、《フェニックスの翼》の直前に《火の鳥の加護》で《フェニックスの翼》そのものの対象を書き換えているため
  最初から[対象:範囲(選択)]の《フェニックスの翼》を使用している。※エフェクトの使用前にエフェクトを使用しているのであって『組み合わせ』てはいない。
  ⇒《タブレット》の使用タイミングは《フェニックスの翼》と同一
③《タブレット》《多重生成》の組み合わせ
⇒《多重生成》のテキストから《タブレット》と組み合わせているためオートアクションでありながら『組み合わせ』る事が可能な特殊なエフェクトの1つである。
 ※他には《氷壁》などが同系統のオートアクションでありながら『組み合わせ』が可能な特殊なエフェクトがある。

・本題
《さらなる力》は「このエフェクトの対象は変更できない」テキストを持つため、
前提①から『組み合わせたエフェクトによる変更はできない』
しかし、前提②から《タブレット》《多重生成》は《さらなる力》の直前に使用する。
この時、前提③から《タブレット》と《多重生成》は『組み合わせ』ているが使用タイミングが違う《さらなる力》は『組み合わせ』ていない。
よって、「このエフェクトの対象は変更できない」をすり抜けて、対象の変更を行う。
最初から[対象:n体][射程:視界]の《さらなる力》を使用する。
《さらなる力》は[対象:n体][射程:視界]の対象を『組み合わせ』で変更できない効果を持つ
※例として、同じタイミングのメジャーアクションである《要の陣形》など

■優先レベル1(汎用的ルール)
・基本ルール
例:[対象:自身]のエフェクト
例:対象の縮小
■優先レベル2(限定的ルール)
・エフェクト
例:《火の鳥の加護》
例:《スターダストレイン》
例:《要の陣形》
例:《血の宴》
■優先レベル3(限定的効果)(優先レベル2に対する効果、あるいは抑制)
・エフェクト
例:《災厄の炎》⇒範囲(選択)+テキストロック
例:《インフェルノ》⇒単体化+テキストロック
例:《黒星の門》⇒優先レベル2に記載される特定効果に対する限定的効果
・公式FAQ
例:《災厄の炎》と《孤独の魔眼》の特殊裁定


■それは違うよ!(一部反論)
《タブレット》
あなたがソラリスのエフェクトを使用する直前に使用する。そのエフェクトの射程を「射程:視界」に変更する。組み合わせて使用している場合は、そのすべてを変更する。このエフェクトは1シーンにLV回まで使用する。
《多重生成》
前提条件:《タブレット》。《タブレット》と同時に使用し、《タブレット》の効果を受けたエフェクトの対象を[LV+1]体に変更する。
①《タブレット》効果文をよく見る。
・ソラリスのエフェクトを使用する直前に使用する。
・そのエフェクトの射程を「射程:視界」に変更する。
・『組み合わせて使用している』場合は、そのすべてを変更する。
⇒効果をかける対象はソラリスのエフェクト(組み合わせ前)とそのソラリスのエフェクトと『組み合わせた他のエフェクト』
つまり、選択したソラリスのエフェクトはエフェクト使用前に「射程:視界」になるが
『組み合わせた他のエフェクト』は『組み合わせた時』に「射程:視界」に変更される。

②《多重生成》は《タブレット》と同時に使用し、その効果を受けたエフェクトの対象を変更するので、《タブレット》と同様に
《タブレット》で選択したソラリスのエフェクトは使用の直前に「射程:視界」になるが
『組み合わせた他のエフェクト』はそのソラリスのエフェクトと『組み合わせた時』に拡張される。

③しかし、前提①から、対象が変更できないエフェクトは『組み合わせ』によって変更されないため、対象の変更は行われない。

結論:《タブレット》《多重生成》はソラリスのエフェクトに限り全てのエフェクトの対象と射程を変更することができる。
しかし、ソラリス以外のエフェクトの場合で「このエフェクトの対象は変更できない」を持つエフェクトの対象と射程の変更を行うことはできない。

■運用として■※超重要
できることと、やることは別です。
なので個人的にはこのルールに干渉するキャラを作成された場合にのみ、ハウスルールを設けることがいいと思います。
・《タブレット》《多重生成》は「このエフェクトの対象は変更できない」系統のエフェクトに使用することを禁止。
・《タブレット》《多重生成》は「対象:自身」のエフェクトに打つことを禁止。

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